みなさん、リニアコライダーって知ってますか?衝突実験を行うための巨大な加速装置なんですが、
今回はそのリニアコライダーを日本に作るために活動しているILC Supportersの活動報告会に行って来ました。
まずはSupporters発起人である映画監督の押井守氏が登壇されました。
今回はそのリニアコライダーを日本に作るために活動しているILC Supportersの活動報告会に行って来ました。
まずはSupporters発起人である映画監督の押井守氏が登壇されました。
「活動は何ヶ月も前から始まっていますが、いろんな方に声をかけて来ました。
サポーターズはかなり進展していますが、もう一つ盛り上がりが欲しい。
最大なネックは、説明することが難しいことだと思っています。これは科学の問題というよりは文化だと思ってるんです。この世界の理を確かめていくための装置。巨大な設備が必要で、凄まじい時間とお金がかかるんだということを説明することが難しい。
日本人が、果たしてこれを文化として認めるのか、ということだと思います。
目に見えないことに、現代の日本人がどう考えるかということが最大の問題だと思っています。
残された時間もそう多くはありません。現状の活動報告をさせていただければと思います。」
東京大学特任教授の山下悟さんが登壇され、
ILCについて説明されました。
サポーターズはかなり進展していますが、もう一つ盛り上がりが欲しい。
最大なネックは、説明することが難しいことだと思っています。これは科学の問題というよりは文化だと思ってるんです。この世界の理を確かめていくための装置。巨大な設備が必要で、凄まじい時間とお金がかかるんだということを説明することが難しい。
日本人が、果たしてこれを文化として認めるのか、ということだと思います。
目に見えないことに、現代の日本人がどう考えるかということが最大の問題だと思っています。
残された時間もそう多くはありません。現状の活動報告をさせていただければと思います。」
東京大学特任教授の山下悟さんが登壇され、
ILCについて説明されました。
「これは巨大な装置です。初め20km、のちに50kmまで延伸させようという巨大なプロジェクトです。
何ができるかというと、宇宙の誕生の瞬間を再現できる。やってみて、実は5次元があったり、全く予想していなかったものも見えてくるかもしれない。
その最先端を、日本が、世界と協力してやれるチャンスなんです。
目的は宇宙の仕組み、基本法則を決定すること。ダークマター(暗黒物質)を把握できる。
宇宙の始まりの仕組みを再現すると、自然の基本法則がわかると言われています。
神の数式というものを見つけようという試みでもあります。
ビッグバンと同じ状況を作るイメージです。素粒子の仕組みがわかると宇宙の仕組みがわかる。
今まではジュネーブのCERNの研究所のものが最大だった。ちなみにこちらの研究所でもものすごい
研究がなされていて、ノーベル賞をいくつも受賞している。派生した技術もPETやWorld Wide WEBなど
今私たちの生活に必需なものが生み出されている。
今回予定されているILCは、1000を超える研究を数千人で同時に挑戦するというもの。
暗黒物質の正体は?
第5の次元はあるのか?
宇宙はこれからどうなるのかなどがわかる可能性がある。
何よりも素晴らしいのは、人種や宗教や政治を超えて、研究で世界がつながることです。
世界で最高の研究を日本がリードして行うことを国際社会から期待されている。
これは願っても無いチャンスです。
これを実現するのは、政府がこのプロジェクトを後押しすることです。
タイムリミットが近づいている。このことを多くの人に知ってもらいたいと思います。」
続いて、事務局の矢吹さんより、今までの活動の報告がなされました。
何ができるかというと、宇宙の誕生の瞬間を再現できる。やってみて、実は5次元があったり、全く予想していなかったものも見えてくるかもしれない。
その最先端を、日本が、世界と協力してやれるチャンスなんです。
目的は宇宙の仕組み、基本法則を決定すること。ダークマター(暗黒物質)を把握できる。
宇宙の始まりの仕組みを再現すると、自然の基本法則がわかると言われています。
神の数式というものを見つけようという試みでもあります。
ビッグバンと同じ状況を作るイメージです。素粒子の仕組みがわかると宇宙の仕組みがわかる。
今まではジュネーブのCERNの研究所のものが最大だった。ちなみにこちらの研究所でもものすごい
研究がなされていて、ノーベル賞をいくつも受賞している。派生した技術もPETやWorld Wide WEBなど
今私たちの生活に必需なものが生み出されている。
今回予定されているILCは、1000を超える研究を数千人で同時に挑戦するというもの。
暗黒物質の正体は?
第5の次元はあるのか?
宇宙はこれからどうなるのかなどがわかる可能性がある。
何よりも素晴らしいのは、人種や宗教や政治を超えて、研究で世界がつながることです。
世界で最高の研究を日本がリードして行うことを国際社会から期待されている。
これは願っても無いチャンスです。
これを実現するのは、政府がこのプロジェクトを後押しすることです。
タイムリミットが近づいている。このことを多くの人に知ってもらいたいと思います。」
続いて、事務局の矢吹さんより、今までの活動の報告がなされました。
「発足の経緯としましては、押井さんに発起人となっていただき、
ILCの日本での実現を目指すべく、様々な業界関係者の方々に集っていただきました。
今年4月16日に渋谷ヒカリエにて発足会を実施してから、様々なコンテンツをWEBで発信するなど
活動を行ってまいりました。
サポーターの方は、6/6時点で55名、現在も増加しています。
メンバーの方にはSNSで発信いただくなど、ご協力をいただいております。
活動を始めて1ヶ月半ですが、この2週間でビッグバンのように盛り上がって来ました。
これからもご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。」
その後、会場に来場されたサポーターの方が次々に登壇されました。
アニメーション監督のコバヤシオサムさんです。
ILCの日本での実現を目指すべく、様々な業界関係者の方々に集っていただきました。
今年4月16日に渋谷ヒカリエにて発足会を実施してから、様々なコンテンツをWEBで発信するなど
活動を行ってまいりました。
サポーターの方は、6/6時点で55名、現在も増加しています。
メンバーの方にはSNSで発信いただくなど、ご協力をいただいております。
活動を始めて1ヶ月半ですが、この2週間でビッグバンのように盛り上がって来ました。
これからもご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。」
その後、会場に来場されたサポーターの方が次々に登壇されました。
アニメーション監督のコバヤシオサムさんです。
編集者でデジタルハリウッド大学教授の福岡俊弘さんです。
九州大学大学院理学研究所教授川越清以さんです。
そのほか、モチベーショナルスピーカーの小菅昭子さんやイラストレーターのRei.Horiさん、岩手県知事や映画監督の大友克洋さんといったサポーターズのメンバーも紹介されました。
また、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの直筆ILCロゴも発表されました。
最後に、押井監督をはじめサポーターの方々によるスペシャルクロストークが行われました。
みなさんも、応援よろしくお願いします。